私は以前から、『日本には性差別、主に女性差別はほとんどない』と言ってきました。
男女には元々差があり、生物学的に見てもそれぞれにあった役割があります。
それぞれにあった役割に合わせて今の社会があるわけで、そこに不当な差はありません。
もしも今の社会に差別があるというのなら、それは別に差別意識から差別したのではなく、偶々そうなったか、或いはメリットを追求した適材適所という考えがそうさせたものです。
だからたとえそれが差別だったとしても、駄目な差別ではありません。
情況に適した差別と言えるでしょう。
人によってはそれを区別と言います。
もちろん、差別している人が全くいないと言っているわけではありません。
世間が騒ぐほど、多くはないという事です。
それは以前紹介した、あるアンケートからも分かります。
生まれ変わるなら、男女どちらがいいかというもので、結果はやや女性の方が多いという結果となりました。
このアンケートは時々見かけますが、年代によってあまり変化はなく、やや女性の方が多いという結果ばかりです。
あくまで私が見かけた範囲ですが、これを見る限り、少なくとも女性が差別されて虐げられているようには感じませんね。
そして今回、全く別のアンケート結果から、更に『日本人には性差別意識がほとんどない』事が分かりました。
そのアンケートとは、『女性天皇に賛成ですか?』という問いです。
結果は、賛成が80~90%、反対は20%にも満たないものでした。
しかもこのアンケートは、皇室のルールや歴史など、ほとんど知らない人達に聞いたものです。
知っていると答えたのは10%~ 20%程度でした。
私は知っているので反対しますが、知っている人が概ね反対するとしたら、この結果から、皇室の事をほとんど知らない国民はどちらでも良いという結果と言えるでしょう。
中には女性の方が良いと思っている人がいるとしたら、むしろ女性差別意識よりも男性差別意識の方が強い事になりますね。
この結果を持って、そして先に書いたアンケート結果も踏まえると、日本に性別差別はほぼ無いと断定できますね。
何度も言いますが、もちろんゼロではありません。
区別できる違い、差が有れば、どうしても差別してしまう人は必ずいます。
この世から悪人がいなくならないのと同じです。
でも、日本人はほとんどの人が、男女の間に上下関係は無いと思っています。
適材適所、その場にふさわしいのはどちらかとか、そういう事を考えるともちろん違いがあるのですからどちらかを選ぶ事にはなるでしょう。
でも、差別はほぼ無い!と言い切っても良さそうです。
或いは、差別があるにせよ上下意識はなく、男女ともどっちもどっちって事ですかね。
※※追記※※
男女差別が無いと思われる別のデータが見つかったので追記です。
日本での自殺者は、圧倒的に男性の方が多いようです。
倍以上ですね。
これはつまり、日本社会は男性の方がよりストレスを感じると考えられるのではないでしょうか。
或いは男性の方が生き辛いと言えるのかもしれません。
もしも女性に対して悪い差別が行われていたとして、そういう結果になるでしょうか。
或いは社会そのものが男性不利だから女性差別で調整されているとも考えられます。
まあ何にしても、今の日本は差別が酷い悪い世の中ではないですよ。