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2019年6月11日火曜日

女系天皇は何故駄目なのか!?分かりやすく説明!先例を無視し政府が自由に皇嗣を決められるようになったら日本終了!

一部報道で、あるいは一部野党から、『女系天皇』や『女性天皇』って話が聞こえてきます。
でもこれ、大変危険な話なのです。
結論から申しましょう。

こんなものに同意してはいけません!!!!

では何故駄目なのか、その理由をお話します。

まず、現在の天皇陛下の継承は、万世一系、男系男子に限られています。
継承順位も既に決まっているのです。
しかし今、『愛子天皇待望論』とか出てきていますね。
それは、今後天皇になると決まっている人を排除する議論に他なりません。
これは大変失礼な話です。
もう決まっているんですよ?
それをメディアや野党は止めさせようとしているのです。
天皇陛下だからとか皇族だからだとか関係ありません。
民間でも、何の落ち度もない人の決められた権利を奪う事はないのです。
まして伝統ある皇室です。
あり得ない事かと思います。

次に、天皇皇室の継承ルールを考えてみましょう。
憲政史家の倉山満氏の話によれば、『先例、男系、直系』の順に守るべきルールなのだそうです。
直系と言うのは、親から子、子から孫へって事ですね。
しかしそれが今難しい状況です。
でもそれは優先すべきルールなだけで、他がしっかりと守られていたら問題ありません。
実際、過去何度も直系から外れる事はありました。
次に優先すべきは男系ですが、これは先例にも含まれるもので、先例の中には男系以外にもルールがあります。
そのような説明を倉山氏はしていたように記憶していますが、私の理解だと、男系というのは男系男子という事で、先例は、男系女子を含む、その他のルールと言った所です。
この順番で優先して後継者を決め、絶対に守るべきは先例という事になります。
この理屈で、女系天皇はあり得ないという事になります。
過去、女系天皇は実はいましたが、その方々はもれなく男系でもありました。
つまり男系という部分は守られていたのです。
よって、ルールという面でも、『女系の女性天皇』はあり得ませんし、『男系の女性天皇』も、最後の手段と言った所となります。
当然『女系の男性天皇』もあり得ません。

では何故、このルールを破る事はできないのでしょうか。
それは簡単で、もう2000年も続いているわけで、今更変えても認めない人がいるという事です。
だからもしも何かしら変えるにしても、この先例だけは破ってはいけないのです。
そして当然安定して皇位継承していただくには、先例、男系、直系の順番も守るべきなのです。
憲法にも記されています。
天皇皇室は国民の総意なのです。
今まで総意で有り得たのは、先例というルールをしっかりと守って来たからです。
今まで認めてきた事だから、この先もずっと認められるのです。
変えたら、もう認めない人がいるわけで、途端にそれは憲法違反にもなり得るのです。
『女系天皇』は憲法違反でもあるわけですね。

更に、このルールは何も日本だけのルールではありません。
王朝のルールでもあるのです。
もしも愛子内親王殿下の息子が天皇になったとしたら、そこで現在の日本王朝が終わるのです。
つまり、日本という国はそこで終わり、新たな国がスタートする事になるわけです。
ある意味革命ですよね。
実はこの方法による革命を許さない為に、しっかりと男系男子継承をしてきたわけです。
国を守る為に最も良い継承方法だったわけです。

もしも女系天皇が生まれたら、たとえ法律で定めても、認めない国民が大勢出てくるでしょう。
そうなると、きっと国内は混乱し、別の天皇を立てる勢力が生まれ、日本は二分され争いが起こるでしょう。
そんな事は許されません。
だからこそ、我々の祖先は、今の皇室を守る為に命を懸けて守ってきたのです。
どうでもいいものが、どうして2000年も続くのでしょうか。
大切なものだから2000年も守られてきたのです。
そして大東亜戦争で、何故若者は神風特攻という命を懸ける戦いをしたのでしょうか。
全ては『今の日本の国体を守る為』であり、日本において国体とは皇室そのものです。
そんな皇室を、我々の代でぶっ壊してもいいのでしょうか?
何かとてつもない大きな理由が有れば、慎重に議論する余地はあるでしょう。
しかし現在、そんな大きな問題は有りません。
議論する余地すらないのです。

とはいえ、それなりの危機は目の前にあります。
男系の系統が、今一筋しかないという危機です。
元々そこから『女系天皇』などと言う、本来は存在し得ない言葉が生まれ、議論が始まりました。
でも本来なら、議論はそこにはいかないはずなのです。
何故なら、まずは男系、そして先例から対応を考えるのが普通だからです。
『女系天皇』などという議論には悪意しか感じません。
まずは旧宮家を復活するなり、旧宮家の男系男子を養子に迎えるなり方法があるのです。
ちゃんと先例がある方法をとり対応すれば、誰もが賛成せざるを得ないのです。

まとめますと‥‥
①現在の継承に駄目出しするのは、継承予定の方々に失礼である。
②女系天皇は天皇の継承ルールに反している。
③女系天皇を認めない人が出てくる以上、憲法違反である。
④国体を守る為に男系継承が最も優れている。
⑤女系天皇を認められない人が男系男子を天皇と立てて国内で争いが起こりえる。
⑥ご先祖様が命がけで守ってきた皇室をここで終わらせる事になる。
⑦安定継承の為の対応は先例にならって行うべきである。

一応言いますけれど、最後の手段として、男系の女性天皇というのは過去にありました。
だから愛子内親王殿下は、天皇になる可能性を持っていらっしゃいます。
しかしそれは最後の手段です。
もしも可能性があるとしたら‥‥
そうですね。
例えば結婚をせず、旧宮家から男系男子の養子ももらった場合。
或いは旧宮家の男系男子と結婚をした場合などでしょうか。
その場合に皇室に色々な不幸が有ったりすれば、可能性はゼロではありません。
ただし、皇室の不幸を願う人なんて日本人には一人もいません。

そうは言っても、最悪を想定して、愛子内親王殿下には、旧宮家の男系男子と結婚し、宮家を復活していただけないかと、私は期待しております。

※※追記※※

とても素晴らしい意見をいただきましたので、それも追記させていただきます。
もしも政府が法律で皇嗣を自由に決められたら、それは恐ろしい事です。
悪意を持って次の天皇を自由に決める事ができるわけですから。
だから皇室の安定を望むなら、或いは日本の国体を守っていくならば、最低でも先例に倣う必要があるのです。
もしも後継者問題を解決しようと思うなら、何でもオッケーでは駄目です。
必ず『先例』に倣って決めるべきですね。

後、男系男子継承は女性差別だという人がいます。
これは大きな間違いで、あえていうのなら男性差別です。
皇室は男性が入れないようになっているわけで、女性は誰でも皇族になれる可能性があります。
何故このような事になっているのでしょうか。
それは、皇室を乗っ取ろうとする悪いヤツは、大抵が男だからです。
実際に過去、この男系継承のおかげで皇室が何度も守られてきました。
④にも書いた通り、国体を守る為にはとても優れているのです。

大事な事を書き忘れていました。
私が以前からずっと言っていたのは、遺伝子染色体の話です。
男性の染色体は『XY』であり、女性は『XX』です。
男性のY染色体は、息子から孫へ、男系である以上必ず引き継がれます。
しかし女性はそういうのがないので、2代離れれば似ない子が生まれます。
男系男子は常に似た子が生まれるわけで、必ず天皇の資質を持っている子が生まれると言えるでしょう。
遺伝子情報なんて分からない時代から男系継承をしてきたのは、その辺り本能で分かっていたように思います。
天皇の資質という面から考えても、血統を大切にする事は必要なんですね。

それと、天皇には宗教的役割がある事も抑えておきたいですね。
それは女性には大変厳しいもので、だから男系男子継承の方が望ましいのです。
祭司の継承という意味で、天皇は男系男子しか認められないという事もあります。
それは古事記にも書いてあって、男系継承ではない場合災厄があるようです。

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