皆さんはこの発言をどう捉えるでしょうか。人間、プライドを傷つけられたときの怒りは激しいんですよ。僕がなぜ、部落差別や在日韓国人差別などに敏感になるのか。人間のプライドをもっとも傷つける行為だからです。それを許して、その他に守る価値などないと考えています。— 橋下徹 (@hashimoto_lo) 2019年7月4日
このツイートをツイッターサイトで見れば、上下にまだツイートがありますので、そちらを確認する必要もあります。
ですがまあ私が最初に思った印象としては‥‥
『プライドを傷つける行為は何をおいても絶対に許さない』
そんな風に感じました。
傷つける行為を許してまで他に守る価値などないわけですから、つまりはプライドが最も大切だと言っているように思えるわけです。
本心はおそらく違うとは思っていますが、でもその後のツイートを見てもそんな感じがするんですよね。
そこから、戸籍の問題、ヘイト規制の話につながるわけです。韓国に対しても、日本は言うべきことを言い、やるべきことは激烈にやらなければならない。しかし相手にもプライドがあることは前提とする。それが僕の持論です。自分がやっている非礼さに気づかず、他人の非礼さだけを批判するのは最悪です。— 橋下徹 (@hashimoto_lo) 2019年7月4日
例えば韓国が悪い事をしていても、それに対して相手のプライドを傷つけるような暴言は使わないで、悪い事だけを批判すればどうだろうかと言っているのでしょう。
それなら分かります。
ただし、それを言ってしまったからと言って、理由が相応にあるのならそれは人として仕方がない事だと思いますし、橋下氏のツイートを素直に捉えると、実際に悪い事をしている韓国よりも、それに対して怒って相手のプライドを傷つけるような事を言っている人の方が悪いと言っているように感じます。
被害者なら何を言っていも良いというのは違いますし、傷つけるような事は言わない方が良いというのは納得しますが、どちらが悪いかと言えば悪い事をした韓国が悪いのです。
これはあくまで例えの話ですよ、念の為。
橋下氏は、自分がやっている非礼さに気づかず、他人の非礼さだけを批判するのは『最悪』だと書いています。
そこはやはり違うのではないかと思うのです。
最悪なのは先に非礼を働いた方です。
それに対して同じ事をしたなら、同類にはなるかもしれませんが、最悪ではありません。
実害に対して言葉で言い返すくらいなら、言葉の方がよっぽどマシだとも思います。
韓国は竹島を不法占拠し、嘘を世界に広めて日本を貶めています。
日本のプライドはズタズタです。
そこに言葉で罵声を浴びせても、実害とは比べるレベルではありません。
プライドを傷つけないようにして、上手くやっていった方が得ではないかというのなら、それはそれで分かります。
ただ、プライドを傷付ける差別を許して、そのほかに守る価値などないと言っていますから、この世の中で一番悪いのは差別と言っているようにも感じますし、プライドがぶつかった場合はどうするのでしょうかね。
靖国参拝の問題からこの話に流れた事を考えると、韓国のプライドも考えて日本が色々と折れてあげたらどうだろうか、そんな風にも感じます。
でも日本のプライドはどうなるのでしょうか。
先に日本のプライドがズタズタにされているのですよ。
もちろんこれが原因で戦争になるというのなら、今一度考え直す事もあるかもしれません。
しかし元々韓国側、或いは中国側の勝手な言いがかりなわけで、それに勝手にプライドを持たれても困ります。
ただ粛々と靖国参拝すればいい問題だと思うのですよね。
できないのは憲法解釈と公明党の反対が今は大きい気がします。
まあこれはあくまで橋下氏の持論だと本人もおっしゃっていますし、政治家でもないのですから思想考えに対して文句を言うのも違うでしょう。
だから橋下氏が馬鹿だとか言うつもりは全くありません。
ただ、ちょっと誤解を生むツイートかもしれないし、私の捉え方で合っているのなら、少し考え直した方がいいのではないかと、そんな風に思いました。
橋下氏の事ですし、何か考えあっての事かもしれませんしね。
とりあえず、橋下氏のツイートを見て、『橋下さん怖っ!』って思った話でした。