既に色々な声が上がっていますね。
最初は『言えば叩かれる』のではないかと様子を見ていた人も、声を上げる人が増えてくれば正直な考えを発し始めています。
私も選挙中に言うと言霊として何か嫌な事になりそうだったので黙っておりました。
終わってからすぐに意見を発しましたが、まあ懸念した通りの展開になりつつあります。
れいわ新選組から舩後氏と木村氏、2名の障碍者国会議員について思う事
やはり山本太郎氏のやり方は、障碍者にとってはマイナスになるのではないでしょうか。
仮に色々と改革が進んだとしても、国民の障碍者に対する風当たりは強くなる可能性が高いと思います。
とは言っても、とりあえずこれからなので、今は応援しますよ。
舩後さんと木村さん、頑張って欲しいです。
ただし、やれる事はれいわ新選組なり、山本太郎氏がサポートしていかなければなりません。
いくら助けたい人であっても、限界ってのはあるのです。
中でも仕事を助けるというのは、まず無理な事なのです。
舩後さんと木村さんだけを助けて、他の障碍者は無視するなんてできませんよね。
全ての障碍者の仕事を助ける?
そんな事は無理です。
私の身内の話をしましょうか。
私の身内には身体障碍者が1名、精神障碍者が1名います。
どちらも仕事をしておりました。
しかし精神障碍になってしまった身内は、そこで仕事を辞めてしまいました。
続けるのが困難だったからです。
でも、仕事を助けてくれる人がいるなら、続けられたでしょうね。
それもサポートしてくれるのでしょうか。
おそらく、同じだけの生産性を求めたら、二人くらいサポートしてくれないと無理ですよ。
だったら代わりに一人でやった方がいいですよね。
それでも二人、国はサポートしてくれるのでしょうか。
身体障碍者の身内の方は今も仕事は続けていますが、悪化した事から今はもう仕事内容を限定しています。
おそらくもうすぐ歩く事もできなくなるでしょう。
当然仕事は辞める事になります。
これも、仕事を続けるのを国はサポートしてくれるのでしょうか。
とりあえず一人派遣してくれれば、仕事は続けられますよ。
うちの家庭だけで、3人必要ですが大丈夫ですか?
できるわけがありませんよね。
公平な法整備をしようとするなら、仕事までは面倒をみる事はできません。
残念ですが、できる範囲でやってもらうしかないのです。
どうしても仕事がしたいなら、収入の範囲内で本人に対応してもらうしかないのです。
つまりですね、今回参議院議員になられる舩後さんと木村さんに対して、国会のバリアフリー化くらいなら可能かもしれません。
しかしそれ以外は自分でなんとかするしかないのです。
或いはれいわ新選組や山本太郎氏がなんとかするしかありません。
本来なら人のサポートというのは、国ではなんともできません。
それでも多少なりともそういうのがあるなら、それは頑張っていると思いますよ。
国家としてできるのは、人以外の部分だけなんですよ。
社会のバリアフリー化くらいです。
それにも予算がいるわけで、そんな簡単な事ではないのです。
何にせよ、仕事を助ける所まで言ったら無茶苦茶になります。
言う方もよく考えて言って欲しいですね。
でないと益々国民の障碍者への風当たりは強くなりますよ‥‥
そうなったら本末転倒ですから、今はとにかく舩後さんと木村さんが、或いはれいわ新選組の山本太郎氏が、自分達でなんとかする事を応援しましょう。