セクハラの問題点に関して、少し前に記事にしました。
財務省福田事務次官のセクハラ問題が話題になっているので、セクハラの問題点について話そうと思う。
でもちゃんとまとめて書けずに分かりにくいのではないかと思い、改めて分かりやすく単純明快に伝えさせていただきます。
セクハラの問題点は、痴漢という犯罪が冤罪を生むのと同じ問題です。
それは‥‥
『被害者と加害者を入れ替える事ができてしまう』
『被害者のフリをして相手を陥れ加害者にする事ができてしまう』
という事です。
例えば痴漢では、わざと座っている男の横に立ち、お尻を触られたと騒ぎ罪人に仕立て上げようとした事件がありましたね。
もしこれで捕まって痴漢にされていたら、被害者が刑事罰を受けていた事になります。
女性の悪意で、男性は簡単に犯罪者に仕立て上げられてしまうのです。
セクハラも同じです。
女を武器に陥れたい男性からエロトークを引き出し、それを録音して公開すれば、女性は簡単にセクハラ被害者となり、男性は加害者となってしまうのです。
本当はそんな事をすれば、女性側が名誉棄損で刑事罰を受けるはずの案件です。
でも、今の状態はそれが可能なのです。
今、福田財務次官のセクハラ問題が騒がれています。
事実として出ている情報を一通り確認はしましたが、まだハッキリとした事が言える状況にはありません。
それなのに世間では、福田財務次官のセクハラの疑惑が、完全に行っていたかのような話として対応がされています。
セクハラ問題は、それでは駄目なのです。
女性記者が本当にセクハラにあっていたら、それは当然そのまま被害者ですし、何としても守るべき存在です。
ですが、セクハラというものは、被害者と加害者を逆にもできるものでありますから、慎重に疑ってかからなければなりません。
当然逆の場合を主張する人も現れ、被害者を更に貶めてしまうという問題が生まれたりもするのです。
これは、被害者にとっても良いものではないのではないでしょうか。
今インターネットでは、被害者のハニートラップを疑う書き込みが沢山あります。
それは、セクハラがそういう見方もできてしまうものだからです。
被害者とされる人の気持ち一つで犯罪にもなり得てしまうのですから、ちゃんと検証しなければならないものだという一面がセクハラにはあるのです。
だからむしろ、そういう声が出てくる事は、あって然るべきものなのです。
被害者となる人の為にも、セクハラはもっと明確な線引きが必要なのではないでしょうか。
これが有ったらセクハラという明確なモノがあれば、被害者が有らぬ疑いをかけられて苦しむ事もないですし、男性が陥れられる可能性も概ね無くなるのです。
そうすれば被害者の二次被害も避けられるでしょう。
世間では、「何でもセクハラと言っていたら何にも喋れなくなるじゃないか」という声も少なからずあります。
半分ネタで言っている人も大勢いますが、そう感じている事は事実です。
被害者の感情ではなく、世間一般的な価値観で判断できるものにする事が求められると思います。