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2018年4月22日日曜日

法的な視点から福田財務事務次官セクハラ問題を考える!私の常識から逸脱するものでは無かった!

最初に言っておきます。
財務省の福田事務次官のセクハラ問題は、出てきている情報からはまだなんとも言えない状態です。
福田氏を犯罪者扱いしたり、むやみにテレ朝の女上司を叩いたり、女記者のハニートラップを決めつけたりするものではありません。

さてそれで、この問題を今まで私は『世間の雰囲気と私の価値観による常識』だけで見てきました。
でもそれだとこの先は判断できないと思い、ちゃんと法律を調べて見てみる事にしました。
(今まで法律も理解してなかったんかーい!<自分でツッコミ>)
そうするとまあそれは、私の常識から逸脱するものではありませんでした。

まず、今回犯罪になり得ると世間一般で思われている所は、セクハラ発言自体と、勝手に会話を録音したというこの2点ではないでしょうか。
それでもセクハラを受けていたのなら、裁判になった時に証拠が必要だし、録音は仕方がないというのが世間一般の感じ方だと思われます。
で、録音に付いて調べた結果、会話を勝手に録音する行為は『犯罪にあたらない』という事です。
へぇ~初めて知りました。{汗}
『録音しないと証拠が』って思う事は今までに何度もあり、これは変だと思っていたのですが、まああたり前と言えばあたり前でしたね。
例えば録音した音声を公開し、その会話で馬鹿にしたり、オフレコで内緒にしていた事を公開したりと、プライバシーの侵害をする事が違法であって、真っ当な理由で録音をする事は違法ではないのです。

次にセクハラですが、セクハラは基本職場での性的、性別的な発言や行為によって辛い思いをさせてしまう事のようです。
法的には男女雇用機会均等法の一部にあたり、罪としては『職場の改善』や『慰謝料』という対応になります。
でも実際は犯罪としての印象が強いですね。
それは、強制猥褻や名誉棄損、侮辱罪など、別の犯罪に結びつくケースがあるからで、セクハラ自体は犯罪とは少し違うようです。

まあここまで調べて私は安心したといいますか、私の価値観で常識通りの法律で良かったと思います。

さてそういう知識を得た所でこの福田氏の女性記者セクハラ事件を見てみましょう。
まず先に勝手に録音して雑誌社に持ち込み公開した事は、福田氏のプライバシーを侵害し、名誉棄損を行ったと取られる可能性があり、これ自体はあまりよろしくはなさそうです。
証拠は裁判で出す為、或いは会社へ伝える為のものとして使うのが良かったのでしょう。
ただしこのセクハラがセクハラの枠を越え、強制猥褻など犯罪になり得る場合は考える余地があるりそうです。
ただ、現段階では何とも言えません。

次にセクハラですが、前にも書いた通り現段階ではなんとも判断ができない状態です。
それでも現状女性記者が被害を訴えているとして、それなりにセクハラがあったとしたら、一番悪いのは法律的にはテレビ朝日という事になりそうです。
今回のセクハラは、規定通り仕事中、職場での話となっています。
職場は仕事をしている場所全てで、飲み屋で取材を行っている場合もそこが職場と言えます。
そしてそのセクハラを知った場合、改善義務は会社にあります。
取材記者を代えるなり、取材を取りやめるなどの対応が必要だったのでしょう。
もちろん、セクハラ加害者に対しても本来なら慰謝料の請求が可能です。
しかしこちらは職場の人というよりは取引先相手です。
嫌なら取引を止める事も可能で、おそらく慰謝料を請求しても通らないでしょう。
よっぽど酷ければ別かもしれませんが、現在出てきている情報からは全く問題がないように思えます。

とは言え、私の価値観で言えば、今回のこのセクハラ事件は、『誰も悪くない』という結論ですね。
何度も言いますが、あくまで現在出てきている情報を見る限りではですが。
女性記者が何故名誉棄損にあたるかもしれない録音公開に踏み切ったのか、この辺りの方が今後まずい事になる可能性さえあります。
よっぽど精神を病んでいてどうしようもなかったとしたら仕方がない所ではあると思いますが、その場合今の状況ってどうなんでしょうね。
もしもそこまで病んでいたら、警察に相談するべき所まできていたと言えるでしょう。
それで内々に調査をして、被害者の人権をしっかり守りながら結論を出すべき問題でした。

そしてもしも女性記者がそこまで病んでいたら、野党が『麻生財務大臣辞職しろ!』と訳の分からない事を叫んでいるのが一番の人権侵害ではないかと思うのです。
本来は、被害者の事もあるので結論が出るまで弁護士の調査に任せましょう、というのが普通です。
被害者の女性記者の事を思えばそうします。
でも何故か法的にも常識的にも全く関係の無い麻生財務大臣が責められているのです。
責めるにしても法的にはテレビ朝日を責めるべき問題なのです。
仮に福田氏が犯罪者とされるにしても、そんな事でトップが一々責任を取っていたら組織が成り立ちません。
警察官の犯罪が時々報道されますが、そのたびに警察のトップが辞めていたら組織がグチャグチャになります。

そんな変な理屈で野党が騒ぐものだから、おかしいと思う人が事実関係を明らかにして本当はどうだったのか調べ、色々な憶測が飛び交って、女性記者がハニートラップをしたなんて話が出てくるのです。
それで傷つくのは被害者なんですよ。
女性記者の人権を最大限尊重するのなら、ここはまず弁護士に事実を調査してもらい、適切な対応を取ってもらうのが最善ではないでしょうか。
今後どういう結論になるのかは分かりませんが、福田氏ももしかしたらあらぬ罪をきせられて職を辞する事になったと被害を訴えるかもしれません。
それも全て悪いのは、よく分からない騒ぎ方をした野党議員、或いはマスコミなのではないでしょうか。
騒ぐにしても、『被害者を守れ!事実関係を明らかにして適切な対応を!』と言うべきです。

まだ結論はでていません。
あくまで女性記者がセクハラに相当苦しんでいたという前提の話です。

とにかく結論を出すのは、全てが明らかになってからにしないと駄目です。
被害者の女性記者の為にも、ここは静かに事の行方を見るのが正しいと思います。
(↑主に野党とマスコミが麻生財務大臣を叩く事を止めろって話ですよ)
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