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2021年10月15日金曜日

選挙で選択的夫婦別姓が少し表に出てきたので、現状維持するべき意見のまとめを書いておきます

 選択的夫婦別姓に関する記事が多くなりすぎたので、この辺りで簡単にまとめておこうと思います。


まず、選択的夫婦別姓を求める人の言い分は主に5つです。


①姓を変更するのが面倒

これに関しては、マイナンバーカードの利用が進めば解消されますので、早くそちらを進めるように声を上げるのが良いと思われます。


②仕事で使ってきた名前を変えたくない

仕事はそのまま続ける事も可能でしょう。

給料の振込口座などの名前は変更されるでしょうが、付き合い上そのままで問題無いと思います。


③男女平等の観点から

既に男女平等の法律になっていて、男女どちらの姓を名乗っても構いません。

ただ、文化として男性側の姓を名乗る事が多いだけですから、その辺り変えたいのであれば、女性側の姓を名乗る人が増えれば変わってくるでしょう。


④アイデンティティーの問題

現在日本では家族制度があり、その家族についた名前が姓であり苗字となっています。

同じ家族なのに家の名前を名乗らないというのは制度としておかしな話ですから、『そういう制度ですから』としか言えません。

どうしても氏(血統による名前)を受け継ぎたいなら、ミドルネームを付けるという手もありますが、お勧めはしません。

山田佐藤花子、みたいな名前ですね。


⑤自由が大切だから

国家統治にとって、自由をできる限り守るというのはとても大切ですね。

ただ統治するにあたって、根本になるのは文化です。

憲法というのは文化そのものですからね。

文化を最大限尊重した上での自由統治ですから、その文化が悪しき文化でない限り、或いは文化でなくならない限りは、尊重すべき事と言えるでしょう。

詳しくは別の記事に書いています。


以上の事から、この件を国会で議論し法改正するのは『税金の無駄』です。

私の考えとしては、『そもそも変える必要性を感じない』という所でしょうか。


他にも反対する理由はあるので、そちらも書いていきますね。


まず家族制度は、皇室の在り方から習ったものです。

『良いモノは習う』わけで、2680年以上続いてきたものが悪いわけがありません。

家族制度は最も大切な文化であり、それに合わせて決められた姓の制度ですから、とても大切です。

その変更は、日本の根本を揺るがしかねないので反対です。

もちろん、この制度が導入された所で、ドイツのようにほとんど変わらないかもしれません。

ただ、無駄なほころびをわざわざ作る必要はないだろうという事で反対です。

皇室は苗字が違うなんて話もありますが、あくまで皇室の在り方を習っただけであり、そもそも皇室の方々に姓はありません。

それと昔は別姓だったといくつか例を挙げられる人がいますが、今の人がそう呼んでいるだけ、或いは正式な所は分かっていないので何とも言えないでしょう。


次に文化否定につながりかねない可能性です。

お墓を誰が守っていくのかという話です。

山田家の墓に気が付いたら佐藤家や田中家が混じってよく分からなくなっているなんて話にもなりそうです。

続いてきたものには必ず理由があり、大きな問題が無い以上は変えない方が良い事が多いのです。

選択的夫婦別姓は個人の自由だと言いますが、その人たちが何処まで問題を把握しているのかも分かりません。

後で問題が起きては遅いので、安易には決められないので反対という所です。


子供の姓の問題もあります。

例えば父親山田太郎と母親佐藤花子は、結婚前に決めていました。

子供には男子なら山田姓、女子なら佐藤姓にして、これはどんな事があっても絶対としました。

男子が生まれ、山田太一と名づけられました。

しかし離婚や事故によって、佐藤花子が山田太一を引き取り、一人で育てる事となりました。

佐藤さん家の山田君の出来上がりです。

これは夫婦間の約束で、変える事はできません。

さて、その後呼ぶ方もややこしいし、子供はどんな思いでしょうね。

色々と子供の事を考えれば、やはり別姓にはできないようにしておく事が良いと感じます。

呼ぶ方も分かりにくいですからね。


離婚率や結婚関係に問題も出てきている国があるようです。

よく例に出されるスウェーデンでは、離婚率は上がっていない、なんて話がありますが、事実婚を含めるとかなり複雑でヤバい感じです。

例外的に別姓を認める国や、認めているけれど暗黙の了解でやはり同姓になっている国もあります。

ほぼほぼ別姓ってのは上手く行っていない印象を受けます。


結婚が自由にできるのは、ある程度同姓制度が決まっているからってのもあります。

もしも別姓が普通に選択肢として選ばれるようになれば、結婚が不自由になります。

結婚しようと思った段階で、お互いの意見がそこで合わなければ結婚しないという話にもなりかねません。

その程度の人はそもそも結婚しなくて正解かもしれませんが、結婚したら上手くいく場合だってあります。

この少子化時代、少しでも結婚しやすい環境は残しておくべきではないでしょうか。


苗字と氏の話を先にしましたが、どうしても別姓にしたければ、事実婚で良いと思います。

どうして家(姓、苗字)を同じにしないのに、結婚(制度)だけはするのでしょうか。

結婚制度の結婚は肯定するけれど、家族制度における結婚を否定する意味が分かりません。

家族制度を破壊したいという事でしょうかね。

事実婚に納得できない、結婚にメリットがあるからという意見もありますが、結婚は結婚したいから結婚するのです。

メリットの為ではありません。

別に事実婚だと罰金100万円ってわけでもないのですから、離婚する自由、結婚しない自由と同列です。

その程度にしか別姓を望まないのなら、その程度のものだという事です。

個人的には、結婚しない自由ってのは『基本的には無い』と思っていますけれどねw

その自由を行使する人が増えると、国家の存続が危ぶまれますからね。

あくまでどうしても相手が見つからない人、或いは子が産めない、種付けができない人に配慮した表現としてあるだけだと思っています。

この辺りの異論はあると思いますが、選択的夫婦別姓とは関係のない話ですのでスルーしてください。{笑}


犯罪に使われるという話もありますね。

背乗りとか、偽装結婚なんかですね。

男女の苗字が別でもオッケーになれば、それに疑問を抱かなくなります。

犯罪に利用される可能性は増える可能性があると思います。

この辺りは私も良く分かっていない所があるので、専門家の意見をいくつか聞きたい所ではあります。


悪い部分は隠して『選択的夫婦別姓を訴えている』という印象も多く感じます。

何かを訴えるなら、良い所と悪い所、全てをオープンにし、良い所が多数(或いは大きな必要性)を占める状態で、悪い所の対応もしっかりと伝えて欲しいものです。

悪い所は隠し、良い所だけをいうのは仕方のない事かもしれませんが、それでは『なんとなく賛成』とする人が増えてしまいます。

正しい数字が出てこず、判断を誤ります。

本気で議論するのなら、真っ向からやってもらいたいですね。


家を受け継ぐのは、ご先祖様の想いでもあるように感じます。

もちろん明治以前は無かった制度ですが、苗字を持っている人は大勢いましたし、コッソリ持っていたりもしました。

それほど家の名前を残したかったのかもしれません。

ご先祖様の想いを考えれば、安易に家を受け継ぐ今の家族制度と姓名の制度をいじるのは止めた方がいいように感じます。


国民が国旗、或いは日本では天皇に集うように、家族は同じ苗字に集っているという考えもあります。

家族が助け合って生きる想いがこもっている気もしますね。


まだ他にも反対理由はありますが、選択的夫婦別姓は日本の文化には合わないでしょう。

選択的夫婦別姓に反対しているんだけど、こういう事があると更に不信感は募る!反対理由は少し減ったかに見えたが‥‥

この記事など、このサイトでは他にも色々と選択的夫婦別姓に反対する記事を書いています。

サイト内検索で『夫婦別姓』で検索して読んでみてください。

それでもやるべきだと思う方は、私には分からない思いがあるのでしょうから否定しません。

ただし日本の法律としてはおかしいと思います。


だいたいこの法律は、ダメだったら元に戻せば良いというものでもないですよね。

一度変更して駄目だったとしても、もう元に戻せない可能性も高いわけです。

つまり安易に触れて良い法律ではないので、よっぽどの理由が無い限り賛成できかねます。

現状、選択的夫婦別姓の法制化には反対いたします。


※※追記※※

こういう懸念もあるという話を聞きましたので追加しておきます。

今は同姓しかありませんが、別姓も可能になると、此処に区別要素(差)が生まれます。

区別要素は差別に使われる、或いは対立軸として利用される事が多々あります。

無駄な『差』というのはなるべく作らない方がいいんですね。

差別の元、或いは対立の元になるわけです。

人々を扇動する工作員に利用される可能性もありますね。


ナザレンコ・アンドリーさんが面白い記事を書いておられたのでリンクしておきます。

夫婦別姓と同性婚合法化が招く国家の破壊

私が最も懸念する部分には触れられていませんが、近い部分はあったかもです。


新しい事があったらその都度追記しています。

最終追記2021年10月20日午前

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