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2021年10月21日木曜日

私は選挙のインターネット投票に反対ですが‥‥もしもやるとするならこういう風にしたい!

 私は、選挙のインターネット投票には反対しています。

理由は色々ありますが、その中の一つに『ギャンブル要素が増えるから』というのがあります。

民主主義というのは、国民がバカだと国が亡ぶと言われています。

もしもインターネット投票ができるようになれば、今まで政治に興味の無かった人、或いは興味はあるけどほとんど勉強していない人、良く分からない人というのが投票する事になります。

もちろん今まで投票してきた人にそういう人がいないわけでもないし、ネット投票する人が全てそんな人だというわけでもありません。

ただ、誰が当選するかという部分で、運要素が大きくなる事は十分考えられます。

だから私は反対しています。

私はギャンブラーですが、メリットとデメリットはちゃんと考えるのです。{笑}


とは言え、それはあくまで結果であって、『人権』という視点で見れば、国民の権利を行使しやすくするのは当然ではないかという意見もあります。

でも私は、人権や、或いは平等や自由よりも優先すべき事があると考えています。

それは『国民がどちらの方がより幸せになれるか』という事です。

これはできるだけ多くの視点から見て結論を出す必要があるので、容易い事ではありません。

だから、人権や平和、自由を訴える方が楽だし分かりやすいし、人々にも響くでしょう。

でも決してそれらは『幸せ』とイコールではないのです。

全ては幸せの為の人権であり、平等であり、自由であるはずなのです。

だからそういう聞こえのいい言葉に左右されずに、しっかりと国民の事を考えて判断してほしいのです。

訴える側は別にそういう方法で訴えるのもいいですよ。

ただ行き過ぎは困るし、政治家は最終的には国民の幸せを考えてもらいたいと思っています。


そんなわけで私は反対しているのですが、私が信頼するあるチャンネルのツイッターの中の人が、どうやらインターネット投票に賛成のようなのです。

となると、もしかしたら私がこうして懸念している所に対して、何かしらの情報なり確信なりを持っているのではないかと想像します。

もしもそんな酷い事にならないのなら、他の懸念も払拭できれば、反対する必要もなくなってきます。

私はおそらく今のまま普通にインターネット投票をすれば、8割は何かしら問題がでてくると思っていますし、2割はかなり問題になると思っていますし、数パーセントの確率で国民の生活に影響が出るくらい酷い事になるのではないかと思っています。

あくまで勘です。{笑}

でもそうではないというのなら、こういう感じでやればどうかという話をしたいと思います。


まず他に懸念する所は、障害、妨害工作、不正、データ改竄などですね。

障害に関しては必ず起こり得ますから、早めの投票をしてもらうしかありません。

妨害工作は、私でもおそらくできるだろうし、有る前提で考えた方がいいでしょう。

となると、期日前投票は必ずできるようにする必要があります。

むしろ当日はいりません。

全て期日前投票にしてしまった方が良いように思います。

最悪当日投票に行けますからね。

不正やデータ改竄は、監視と『アナログ手順をかます』事が必要と考えます。

まず有権者は、投票案内状とマイナンバーカードによって本人確認し、地区の投票コンピュータにアクセスします。

投票は順番で、投票サイトから投票用コンピュータに接続する順番待ちをします。

使用している人がいなければ直ぐに接続され、順番待ちが多ければ、1時間後にお願いします等のメッセージが出るようにします。

接続できれば、直ぐに投票者や政党を選び、送信したら投票所のコンピュータが、それらを投票用紙に印刷して出力するリアルタイム映像を見せます。

間違いなく投票用紙に印刷されているのか、投票者は確認ができます。

そしてそれを期日前投票の投票所の人が、折り畳み投票ボックスに入れる映像を見せます。

間違いなく投票された事が確認できるようにするのです。

もちろん投票者のデータ、投票先などのデータも、デジタルデータとして残しておきます。

選挙当日の集計の際は、デジタルデータで先に集計してもらって構いません。

印刷物は、当日データと相違ないか確認する為に数えます。

これだけやれば、コンピュータに侵入して書き換えたりしても無駄だし、100%工作が無理とは言いませんが、ほぼ安心できるレベルになるのではないでしょうか。

不正選挙だと騒がれる心配も無くなるわけです。


いかがでしょうか。

これならインターネット投票に対する技術的リスクはかなりゼロに近づけられると思います。


インターネット投票は、良くも悪くも今までを打破する手にはなり得るでしょう。

ただ、悪い方に変わる可能性がそれなりにあるのなら、私は慎重になります。

よく言うのですが、『私はリスキーダイスはふりません』と。

リスキーダイスとは、ハンターハンターという漫画の中で出てくるものですが、1/100の確率で死亡するけれど、残りの99%で大きな利益を得られるというサイコロの事です。

死のリスクが1%というのを、1%しかないと考えるか、1%もあると考えるのか、私は後者なのです。


さてこれはどっちでしょうか。

選挙のインターネット投票は、リスキーダイスになり得るのか、それとも全くならないのか。

正直私は情報量が不足しているので、断言できません。

だからなり得ないと確信を持っている人が信頼できる人なら、このやり方ならやってもいいかなと思います。

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