日本というのは平和な国です。
世界と比べても圧倒的で、日本の江戸時代のように平和が続いた国というのは他に見られません。
歴史を振り返ってみても、国内での争いでは一般人を巻き込まず、海外と比べて規模も小さいです。
どうして日本は、そんなに平和なのでしょうか。
そして今も治安の良さは世界トップレベルです。
大きい意味では戦争が無い、小さな意味では治安が良いというのが平和ですね。
今日はその辺り考えてみたいと思います。
日本はどうして平和なのかと考えた時、私は三つの理由を思い浮かべました。
①地政学的に島国は平和を維持しやすい。
日本は海に囲まれた島国で、外敵に狙われにくいというメリットがありました。
戦争をしようにも海があるので、なかなか攻め込まれなかったんですね。
そして小さい意味でも、外国人が入ってきづらい環境というのは、治安維持の為には良い事です。
今の時代は外国人が簡単に沢山入ってきていますので、そのメリットは薄れていますが、昔はかなり効果があったでしょう。
実際外国人犯罪というのは多いですよね。
犯罪率も日本人より高いです。
外国人の工作によって、日本人同士が争うなんて事もあるでしょう。
まあ先に言った通り、現代ではそのメリットもかなり効果が薄れていますが、昔は特に効果があったと思います。
②地震や台風など、自然災害が多く団結するしかない。
日本は自然災害がとにかく多い国です。
だから、人々は争っている余裕が無かったんですね。
団結して協力しないと、人が生きていくには厳しい土地だったのです。
これは現代でも言える事で、何時どこで大きな地震があるのか分かりませんから、みんなで協力して立ち向かう必要がありました。
富士山だっていつ噴火してもおかしくないわけです。
不安や経験から、自然と人々が心を一つにする事ができたと考えられます。
ただ最近はその団結意識が薄れてきています。
私は、だから最近地震が多く、それは神様が人々に警告しているのではないかとか思うわけです。何にせよ日本で生きていく上で団結は不可欠で、だからこそ平和が維持されてきたと考えられるでしょう。
③人々が良く働く。
争いは、主に食べ物の取り合いや、生きていくために起こります。
しかし日本はそんな事で争っていたら災害で全滅しかねないわけで、しっかり備える必要がありました。
もちろん災悪は自然災害だけではありません。
火災や凶作など、何処の国にでもある問題も日本にだってあります。
それプラス日本は特に大きな自然災害が多く、備えなければ生きていくのが無理な環境なのです。
備える為に必要なものは、労働力と、そして労働力から生まれる金です。
昔は米なんかですね。
今も日本人が働き者なのはあたり前の事で、備える為には外国人よりも多く働く必要があるのです。
多く働き、いざと言う時に自分を含めみんなを助けられるようにするのです。
こういう理由があるから、日本は長く平和で、今も治安が良いんですね。
一致団結してよく働くからこそ平和で治安の良い国があるのです。
平和の為、いざと言う時に人々を助ける為に働いていると考えると、仕事も素敵な事に感じますよね。
だから日本では、働く事が喜びであり幸せで、よく働く事は美徳となるのです。
よく働いている人というのは、いざと言う時日本人を助けている事になるわけですからね。
まあ現代では、時間働けばそれでいいというものでもありません。
より多く稼いで、より多く納税している人が素敵だという事になります。
とはいえ、もちろん実際の労働自体も社会に貢献していると言えるわけで、長く働くという事も人々を助けている事になります。
最近では『楽したい』とか『仕事をしたくない』なんていう人がいます。
別にそれ自体全ては否定しませんが、『多く納税する』か『労働で社会貢献する』せめてどちらかは、日本人として必要な事です。
日本以外の国では、労働は罰と捉える事も多いと聞きます。
でも何故日本では喜びなのでしょうか。
それには、この国の事情がやはりあったのです。
人一倍働く事で、争いを無くし平和を維持している国だからなのです。
そんなわけで、仕事に喜びを感じ、仕事を一生懸命するのが、日本人が日本人である条件みたいなもんなんですね。
辛い仕事も多いですが、仕事は日本においてとてもステキな事なのです。
仕事に誇りをもって、今日も労働に打ち込みたいですね。
※※追記※※
誤解の無いように一応付け足しておきますが、外国人が入ってくる事には良い事もあります。
新しい技術、新しい考え、違った文化やモノの見方、色々ありますね。
ただ平和の観点から言うとデメリットがあり、それもあって私は移民には反対しています。
つまり上記した日本の事情等しっかり理解した外国人なら、私は日本に移民してくる外国人を否定はしません。