偶に言う人がいます。
『最近の若い者は戦争を知らないから、自衛隊強化だ、北朝鮮へ圧力だ、なんて平気で言える』
これって正しいと思いますか?
正直言って今の日本人、戦前と比べたら、或いは明治維新の頃と比べて、圧倒的にヘタレですよね。
たとえば鶏を捕まえて普通に捌いて肉にできる人ってどれくらいいますか?
少しでも血を見たら気分が悪くなる人だって結構いると思いますよ。
まして戦争とはいえ人殺しとか、『絶対に関わりたくない!』と思っている人が大多数ではないでしょうか。
昔の人のように、勇ましい事を本心から言える人なんてそうそういないと感じます。
そんなヘタレ日本人が、戦争をしたいなんて思うわけがありません。
私も戦争どころか、口喧嘩すらしたくないのです。
ちょっとしたいざこざでさえ大きな負担なのです。
なのに戦争がしたい?
軍国主義?
笑い話にもなりません。
そんなのは絶対嫌なのです。
だからしっかりとした抑止力を持って、攻撃されない、喧嘩を売られない体制を確立したいのです。
戦争を知らない世代にとって危険なのは、むしろ勇ましい事が言えなくなる事です。
歴史を振り返れば分かります。
平和ボケしたら侵略されてやられてしまうのです。
勇ましい事が言えなくなったら駄目なのです。
まあ、北朝鮮みたいにそればかりでも駄目ですけれどね。
これからの世界は昔とは違いますし、だからこそ大丈夫だと思っている人も大勢いるでしょう。
でもまだ、世界から戦争が無くなったわけではありません。
戦争に関してはまだ何も変わっていないのです。
もしも何か言える可能性があるとしたら、核保有国は本格的な攻撃を受けていないという事だけです。
私はヘタレで臆病です。
だからこそ、しっかりと武装して、喧嘩を売られない国になってほしいと思います。