小池新党は、将来の二大政党制を目指してスタートするようですね。
二大政党制と言えばアメリカでもそうであるように、『いいもの』というイメージがあります。
確かに競争相手がある方がお互いしっかりと仕事をしようという気になるのかもしれませんし、その方が良いのはそうだとは思いますが、果たしてそれは希望の党でいいのでしょうか。
どんな政党でも良いという考えでやって民主党で失敗したのは、まだまだ記憶に新しい所です。
しかもその党首となるのが小池百合子都知事です。
過去の民主党よりはマシかもしれませんが、本当にこれでいいのでしょうか。
少なくとも、日本国民と国を愛し、その為に頑張ろうという最低限どんな政治家も持っておかなければならない部分は、皆が一致して持っている政党でなければならないと思うのです。
それが小池百合子都知事から感じられますか?
少し前、蓮舫氏がかなりの批判を浴びていました。
言っている事が嘘ばかりで、自分の都合のいいように発言する人だったとバレたわけです。
小池氏もそれに近いですよね。
自分の都合の良いように発言を変えます。
小池氏の場合は嘘ではないかもしれませんが、思想信念が全くありません。
あるとすれば、『選挙に勝つ為にはどうしたらいいか。どういう発言をしたら国民にウケるか?』そういう所を大切にするところです。
コロコロ政党を替え、色々な人から離れてきました。
私は信念なんてものは好きではありませんし、自分と考えが違うのなら政党や一緒にやる人を替えるのはアリだとは思います。
でもそれは、国民の為を思って『何かが違う』と感じたからであるべきです。
選挙に勝つ為では駄目なのです。
小池氏は都知事になって何を成しましたか?
結局都政を混乱させ、オリンピックの準備も遅れる事になりました。
豊洲移転も遅れ、都民の税金が無駄に使われ続けています。
多少都政の裏の部分が見える事はありましたが、結局できたのは都議会議員の入れ替えだけです。
それは結局『選挙に勝つ』という事です。
小池氏はそれ以外は何もできておらず、また逆に混乱を招いているだけなのです。
それに、希望の党の党員を見てください。
結局半数以上は『元民進党議員』となりそうです。
それって新党ですか?
新しい風を吹かせ、しがらみの無い政治ができますか?
あれほど駄目だった民主党員が大勢いる第二民主党ではないですか。
全てが駄目だとは言いませんし、一つ経験して成長はしているでしょうけれど、私には二大政党制の一角を担える党になり得るとは思えません。
小池百合子の風だなんだと言って持ち上げられ、そんな一瞬の風に乗るのは危険です。
だいたいこんな何も成していない人、ただ選挙に勝つだけの人の風に乗るのは、国民の風邪のようなものです。
最近急に涼しくなってきましたので、風邪をひかないように気を付けてください。
そういえば、選挙に勝つ事だけの人って、過去にもいましたよね。
そして今も再び名前が挙がってきています。
小池氏もその人と同じですよ。
結局何も成さず、ただ選挙に勝ってひっかきまわすだけの壊し屋。
そんな人や政党には、私は投票したくないですね。