男性だから当然と言えばそうなのかもしれませんが、男性よりも女性を信頼して生きてきました。
今もその傾向はありますし、尊敬する人の上位は女性です。
そんな私も、流石に最近は考えを改め始めました。
尊敬すべき人に女性が多いのは良いのですが、やはり適材適所は大切だと感じるのです。
政治家という仕事は、少なくとも現状は男性向きだと思っています。
もちろん個人によって女性でも素晴らしいと思う政治家はいますし、男性でも駄目な政治家は山ほどいます。
あくまで割合的に男性の方が良いと感じるという話です。
これは当然で、子供の頃の夢に『総理大臣』や『政治家』と答える割合は、おそらく男性の方が多いでしょう。
それはその頃から心構えを形成しているという事です。
一方多くの女性は、そんな世界や日本全体の事よりも、目の前の幸せの方が大切だと感じています。
これは別に不思議な事ではなく、本能的にそうなのです。
人間には理性がありますが、動物である以上本能はあるのです。
それはそれで認めなければ、正しい判断はできません。
そういう意味でも、政治家は概ね男性の方が向いているのです。
ただし、今までも散々言っていますが、時と場合にもよります。
何かをやり遂げる、或いは大きな方向転換をする、背水の陣で挑むなど、大胆さが求められる時は女性の方が強いと私は感じています。
もちろんこの辺りも個人差はありますが、その点は女性の方が優れている可能性が高いのです。
さて、先日衆議院選挙が終わりました。
小池百合子都知事が風を吹かせた希望の党は惨敗という結果に終わりましたね。
これは当然です。
小池百合子氏はまだ何も都政で結果を出していませんし、むしろ今は混乱させただけでマイナスです。
言っている事も聞こえはいいけれど中身が無く、男女関係なく支持できる要素がまるで無かったからです。
都知事になる時は、他の候補があまりに酷かったので、それに危機感を持った人達がこぞって小池百合子支持になりました。
都議会議員選挙では、印象の悪かった都議会のドンを倒すという事で、これも支持する人が大勢いました。
でも今回は、何もありませんでした。
むしろこんな状態の都政を投げ出すのかと悪い印象しかなかったのです。
私は最初の都知事選挙の時から、『3人の有力立候補者の中では一番マシだけれど、かなりギャンブル的な所がある。ただ都知事だから失敗しても国政ほど大きな被害はでないだろうし、とりあえず都知事なら‥‥』と言っていました。
正にその通りの結果だったのではないでしょうか。
まあ都民は無駄に税金を使われて被害を受けましたけれどね。
ただ壊滅的な被害を受けなかったのは国政ではなかったからです。
そんな人に、こんな事を言わるとか、最悪ですね。
「鉄の天井あると知った」と小池知事 前駐日米大使のケネディ氏とパリで対談
『鉄の天上あると知った』らしいですが、これの意味はこうらしいです。
女性だからこれ以上のポストにつけない?鉄の天井はありません。キッパリ これは女だからある程度以上のポストにつけないという意味だが、希望がおおコケしたのは、小池氏の性別が原因ではない。— 竹田恒泰 (@takenoma) 2017年10月23日
「鉄の天井あると知った」と小池知事 前駐日米大使のケネディ氏とパリで対談
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そんなわけないじゃないですか。{苦笑}
都知事としてしっかりとした結果を残していたら、その点に関しては支持しますよ。
ただし、色々な政党を渡り歩いたそんなんじゃ、流石に総理としては支持できませんけれどね。
ある程度人との関係を大切にできる人じゃないと、人間性で支持できません。
しがらみの無い政治とか言っていますが、それが国家国民の利益になる道筋を見せてくれたらまだ支持する余地はあります。
でも、これまでの結果を見れば、支持する所か否定的になるに決まっているじゃないですか。
それを女性だから?
女性でも、この人だったら総理になっても応援するって人はいますよ。
その人はまだまだその器では無い人ですが、でもしがらみである周りの人達が支えれば、案外上手くやってくれるのではないかとも思っています。
その人は実績もちゃんと残していますからね。
小池百合子さんは、国家国民の為になるどんな結果を出しましたか?
こんな言い訳を海外に出て垂れ流す事こそ、国益に大きなマイナスです。
ここにきて最悪な事をしてしまったなと思いますよ。
やっぱりこの人は都知事にすらするべきではありませんでした。
都の中で収まってくれれば被害もそんなに出ないだろうと思っていましたが、まさかこれほどひどいとはって感じです。
私は都知事選挙の時、3人の中では一番マシだとは思っていたし言ってもいましたが、結局投票はできませんでした。
3人以外の人に投票しましたよ。
やはり投票しなくて良かったなと、今心の底から思います。