日本はどうしてキャッシュレス化が進まないのか‥‥
他の国より遅れている‥‥
こんな声が聞かれますね。
でも、日本でキャッシュレス化が進まないのは当然なのであります。
日本という国はどんな国ですか?
どうして国民にはまとまりが有って、助け合う精神が根付いているのでしょうか。
それは災害大国で、そうしないと生きていけない土地だからです。
それは大昔から当然そうで、だから自然とそういう精神が人々に染みついているのです。
いざという時にしっかり対応できる状況を好むわけです。
『備えあれば憂いなし』
常に現金は手元に置いておきたいと思いますよね。
地震がきて停電になったらどうしようとか、防災グッズだって用意します。
日本人は知っているのです。
いざという時、そこにリアルに存在するものしか役には立たないのです。
全てを電子マネー化してしまったら、停電が長引く災害が来たら買い物もできません。
国がすぐに対応できる状況なら良いですが、数日、或いはそれ以上どうにもならない事態だってそのうちあり得る国なのです。
そんなわけで、日本での電子マネー化は乗り越えなければならない壁があるので、そう簡単ではありません。
今くらいのバランスが一番いいと思いますよ。
もしもやるとしても、国主導でスイカのようなカードにネットで高額チャージができるようにするくらいで良いと思います。
日本は日本に合った『いつもニコニコ現金払い』ですね。