まずはちょっと雑談からです。{笑}
ハンターハンターの連載が再開して嬉しいですね。
毎週楽しみにジャンプを読んでいます。
それで今週号というか先週号というか、ゴキブリを自在に操りゴキブリの見たものが見えるとかって設定がありますよね。
これ、前に私の小説で使ったネタです。
なんだかちょっと懐かしい感じがしてしまいました。
気が向いたら読んでみてください。
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まあ何も知らないバカだった頃に書いたものですから、結構色々とおかしいです。
日本語も適当です。{汗}
それでもそれなりに読めるとは思いますので、気が向いた方はどうぞ。
さて、国の借金がぁ~!の話です。
結論からいいますと、国債がいくら増えようと、本来は何も問題がありません。
問題だと騒ぎたて、国民の不安を煽る事が問題なわけです。
そういう意味では、まあ騒ぎ立てる要素がない方が良いと言えますが、国民全てに正確な情報が行きわたれば、本来は何も問題がないのです。
そこで私は、或いは正確な情報を広げようと考えている人は、こうして何度も説明しているわけですね。
簡単に考えてみましょう。
お金ってなんでしょうか。
紙きれにそんな価値があるわけではないですね。
相応の物やサービスと交換する為のものなわけです。
昔は金本位制とか必ず金(きん)と交換できるもので、金とは金(きん)だったわけです。
でも金(きん)と全ての物やサービスでは、そもそもその数に違いがあり過ぎるわけで、確実に金(きん)の価値が上がっていく事になります。
つまりデフレです。
みんなで少ない金(きん)の取り合いをしている状態です。
この状態になると、金(きん)を持っている人は良いですが、無い人はいくら働いても手に入れられない事になり不景気になっていくのです。
そこで金本位ではなく、金はあくまで国家の信用の元で発行するものとなりました。
でもここで面白いのが、実際に金を刷って発行するのではなく、借金して発行すると言った感じの方法がとられている事です。
信用創造ですね。
金本位制では『お金は金(きん)と交換できるチケット』だったわけですが、今は『お金は誰かの借金であり返済してくれるチケット』となったわけです。
お金を持っているという事は、誰かに何か貸を作っている状態で、そのチケットによって好きな物やサービスで返済してもらえるという状態なのです。
お金を持つという事は、誰かに貸を作っている、つまりお金は借金でできているという事になります。
金本位制ではなくなったとはいえ、お金が何かとの交換チケットのようなものであるのは代わりがありません。
だからお金そのものの量が減ればお金の取り合いになり、デフレ、そして不景気になります。
そこで政府はバランスを取るために、お金の量を調整する必要があります。
お金が少なければ供給し、多ければ回収して減らします。
多少多いくらいが丁度いいのですが、多すぎるとよく言われる『ハイパーインフレ』みたいなリセットが起きかねないので、そこはしっかりやらなければなりません。
バブルの崩壊は、調整に失敗した例です。
だからバブルの崩壊後は慎重に慎重を重ねました。
それが逆に失われた20年なんて時代を生む事になったわけですが、どちらもやり過ぎは駄目でバランスが大切なのです。
失われた20年は、とにかくお金の量が少ない時代だったという事です。
そこで安倍政権では、お金の量をしっかりと調整していこうという事になりました。
お金が足りないので増やす必要があるのです。
お金を増やす為には、お金が誰かの借金返済チケットであるわけですから、借金が必要になります。
それをしているのが国であり国債なわけですね。
とはいえそれはいずれ返さなければならないと心配している人もいます。
確かに借金ですから、いずれ返さなければなりません。
でもそれ、返すのはぶっちゃけいつでもいいのです。
100年後だろうと1億年後だろうとかまわないのです。
国民がそのお金を返してもらって使おうとしない限りはね。
しかも政府には無限に金を作り出そうと思えば作り出せる日銀があります。
例えば今100兆円の借金を返せと言われても返せるわけです。
現に日銀が400兆円くらい国債を買い取りましたよね。
状況への対応も可能なのです。
更に国民がお金を使ってくれればGDPが上がり税収が増えます。
自然に国の借金と言われる国債も返済できてきまうのです。
国の借金が多いというのは、その国がいかに金持ちなのかを表すものなのです。
※日本の場合。
国民がお金持ちになればなるほど、国の借金は増えざるを得ないのです。
ちなみに、アルゼンチンだとかギリシャだとか、破綻したりする所というのは、日本とは全く違います。
外国のお金を借金していたり、お金の発行権の無い国なんですよね。
ドルを借りれば、アメリカに確実に返さなければなりません。
ユーロを借金すれば、ユーロを集めて返す必要があります。
でも日本が円で借金しても、日銀がいくらでも発行できるのですから、返せないという事は絶対に起こり得ないのです。
もちろん、発行しすぎたらインフレが行き過ぎて困る自体にもなりますよ。
でも逆にいうと、インフレが起こらないなら、金はいくらでも発行できるという事です。
例えばインフレが起こらないなら、無税にして毎年の予算は日銀がお金を発行して全て賄ってもいいわけです。
流石にそんな事をすればインフレになると予想できますが、少しずつそれに近い状態にして緩やかなインフレにしようとしているのがアベノミクスなのですね。
減税しつつ予算は国債で賄う方向に少しずつ動かせばいいのです。
そうすればいずれインフレになってきます。
緩やかなインフレになれば景気も良くなり、税収も増えます。
そしたら自然と借金しなくても国家予算が賄えるようになり、いい具合に借金も減っていくでしょう。
まあ国の借金を減らす為に増税っておかしな話なんですよね。
増税したら景気が悪くなってGDPも下がり、実質税収は減るんですよ。
税収を増やしたかったら、景気を良くしてGDPを増やす事を考えた方が良いのです。
それにこの話、全て印象でしかないのです。
もしも国が国家財政について一切公表していなかったら、国民の生活に何も不安なんてないですよ。
今日銀が保有している国債なんて、そのまま焼却したって何も変わりません。
なのに情報があって変に煽る人がいるから何か問題があるように見えて不安に思うだけで、情報の透明化も良し悪しですね。
分かりやすく説明するつもりですが、なかなか難しいです。{笑}
とにかく、国の借金を減らしていく事は簡単にできます。
ただ財務省の増税圧力とか、無知の不安煽りがそれを阻んでいるに過ぎないのです。
国民が不安を無くし、断固増税に反対して阻止できるようになれば、勝手に借金は減っていく事になりますよ。
少なくともドルの借金とか対外債務が少ない日本では、国債は国民の豊かさの象徴だとでも思っておいていいです。
国債が増えたら『また日本人が金持ちになった!』と喜んでおきましょう。{笑}
まあ冗談ですが、そのような見方もできる程度のものですよ。
それでもどうしても国の借金が心配なら、皆さん国内でドンドン金を使って貯金をゼロにしてください。
むしろ借金してください。
みんなでそれをすれば国債は全部一気に返せるでしょう。