テレビの報道を見ていると、なんとなく偏っていると感じる人も多いと思います。
その理由は、テレビも営利企業だという事なんですよね。
金儲けでやっている以上、情報はどうしても偏ってしまうのです。
しかし報道、特にテレビに関しては、その情報の影響力は絶大です。
だから黙って見過ごすわけにもいきません。
テレビで何かを常に批判し続けたら、それが悪いモノだという認識になってしまう人が多くなります。
教育と同じなんですよね。
そう教えられたら、そう考えてしまうものなのです。
教育にしても、連日繰り返す放送も、洗脳みたいなものなのです。
それをそのまま放置しておくと、その偏った判断材料なり思想に影響されてしまいます。
お金の力によって、国をコントロールする事だってできてしまうのです。
そしてそれは大概の場合悪い方向へと向けさせるものです。
でも、お金を持っていていい方向に進めようとする人も大勢いるはずですよね。
営利目的だけが偏った報道の理由ではないのです。
そうでなくても、テレビの報道は悪い方向に向くと私は考えています。
理由は、テレビ局を運営する以上、全ての人とそれなりに上手くやって、情報を引き出してくる必要があるという事です。
情報を集めるのも仕事ですからね。
例えばここに人の話を聞く人と、自分の考えと違えば全く聞く耳を持たず否定する人がいたとします。
どちらがより正しい判断ができると思いますか?
当然人の話も聞いて総合的に判断できる人です。
それでもテレビ局は全ての人と上手く付き合っていかなければなりません。
この両者共話をして、より多くの情報を集めなければならないのです。
しかし話を聞かない人から情報を引き出そうと思ったら、そちらに話を合わせる必要があります。
一方しっかりと聞いてくれる人は、そうでなくても話ができます。
だったらとりあえずは話を聞かない人側に立っておいて、反対側の人とも上手く付き合うとした方が情報収集が楽なのです。
むしろそうしないとあらゆる情報を得る事ができません。
話を聞かない人は、自分と考えの違う人には情報提供もしてくれないのです。
結局テレビ局は、悪い人と親密に付き合い、その上で反対側の人の意見も聞くという立場を撮らざるを得ないわけです。
営利目的とか関係なく、情報を集めるのが仕事な以上、マスコミ報道はどうしても悪い方に偏ってしまいます。
だからもしも国民が大手メディアの報道を鵜呑みにし、自分で情報を集めるのを止めてしまったら、国はドンドン悪くなる道理ですね。
そんなわけで、情報収集は人に頼ってばかりではいけません。
自分で集めないと駄目です。
そしてそれはマスコミにも言えるのです。
他人からの情報をあてにするから、駄目な人との付き合いを優先せざるを得なくなっているのです。
今はインターネットもありますし、できるだけ自分で多くの情報を集めて判断材料としたいですね。
マスコミの報道は、だいたい悪い方に偏るようにできているという話でした。