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2019年11月9日土曜日

気になって眠れないので書きます。倉山満氏のあの三択記事の狙いは‥‥

先日、私が信頼する倉山満さんが、面白い記事を書いておられました。

安倍晋三、菅義偉、山本太郎「首相にふさわしいのは?」答えは一択/倉山満

いやぁ~タイトルを見ただけで多くの人が『何故?』と思ったでしょう。
チャンネルくららがプチ炎上して、反論の声が多く寄せられたようです。
そういう私も、それなりに思いをツイートしました。
『倉山さんには考えがあると思いますが、やはり山本氏は駄目だ』と‥‥

それらに対する倉山さんの意見としては、こんな記事がありました。

国語の問題

まあその通りで、1つ目の記事には『究極の選択』と書かれている以上、どの総理も否定している事が前提です。
安倍氏と菅氏を否定する為に、山本氏はダシに使われたのです。
話の中で、よくあるじゃないですか。
否定する為に『こんな料理を食うならウンコの方がマシだ!』とか言う事‥‥
アレ?無いですか?{笑}
それで突っ込まれて、流石にウンコはなかったという話になるわけですが、今回はさてどうでしょうか。

1つ目の記事には序盤、現在の状況から『馬淵首相なら』という仮定まで話し、選択肢の前提条件を示しています。
これにより、単純に山本氏がマシだとも言っていませんね。
ただ逆に、この前提条件があるなら『本当に山本政権の方がマシ』ともとれるわけです。
この前提条件を示した理由はいくつか考えられます。
否定のダシに使うだけなら、上記した通り前提条件は必要ありません。
まあ後で言葉の撤回や説明が必要になりますから、それを先にしておいたという部分もあるでしょうし、皆が記事に注目して考える方向性を示していたとも考えらえます。
或いは倉山さんなら、本当に山本政権が誕生してしまった時の事まで考えていたのかもしれません。

でもだからこそ、倉山さんのこの結論に対して、嘘はないと思うのです。
これが自民党に危機感を与える等の作戦だったとしてもです。

この前提条件を満たせば、本気でこの3人から選ぶ究極の選択なら、『山本総理』が一番マシだと思っているのだと判断するのです。

馬鹿発見、ネトウヨ煽り、考えるきっかけ、そして安倍政権批判、目的が色々ある事は、倉山さんを知っている人なら必ず記事にはしっかりとした意味がある事は分かっていたでしょう。
更に、山本党を野党第一党にして自民党の危機感を煽る、なんて事も内心考えているのではないかとも普通に思います。
立憲民主党や国民民主党のような談合政権では危機感なんて与えられませんしね。

それどころか、この条件が整えば、与党を取らせても今よりはマシと私には感じられました。
確かにと思う部分もあります。

例えば民主党政権は悪夢と言われていますが、あの政権交代が無ければ、今までの金融緩和による経済復活はなかったかもしれません。
負の遺産、デメリットは沢山ありましたが、それ以上にもしかしたら良かったのかもしれないと考えれば、あくまで条件が達成されればではありますが、本気で山本党に政権交代した方が、将来の日本の為なのかもと思うわけです。

でも私はやっぱり気になるわけです。
思うわけです。

『山本太郎がその程度でコントロールできるタマなのか』と‥‥

政治は、総理大臣の独断で何でもできるほど甘くないのは分かります。
何かをするにも世論が必要ですし、当然党内の協力、或いは衆参議員の半分の賛成も必要です。
次の衆議院選挙で国民が盛り上がり、万一山本党が与党になるような事があったとしても、参議院を抑えられていない状況では、無茶は全部阻止されるでしょう。
もちろんその前に、政権与党を取るなんて、そんなに甘い話ではないし、おそらく倉山さんも次の衆議院選挙で山本党が与党になるなんてまずありえないと考えているでしょう。
だからこういう煽りをしたとも考えられますが、それでも前提条件を話してから倉山さんが話すわけですから、億に一あり得たとしても、今よりはマシになると考えていたと思うのです。
それは前回の民主党への政権交代から今につながる、トータル的にメリットという考えも含みます。

私は倉山さんの発言が駄目とか間違っているとか思ってはいません。
この記事で日本がどうこうなる可能性よりも、より多くの人が政治にまともに向き合う、ザックリ言ってしまえば、日本国家国民にとってプラスになったでしょうから。
ただ、今よりマシだと言えるポイントは何処なのか、山本氏の認識以外に何か理由があるのかという一点だけが気になって眠れないのです。{笑}

いやまあ本当に倉山さんが2つ目の記事で書いている通り、それだけの事なのかもしれません。
でも私はチャンネルくららが始まる以前から倉山さんを見てきているわけで、それだけではないと確信するものがあるわけです。

この三択、前提条件が整えば、山本太郎総理一択であるというのは確信をもって本心であると。

で、私は山本太郎氏を危険視しています。
それは、優れた人であるという風に認めているからです。
それが間違った方向に進めば、それほど危険なものはないのです。

鳩山由紀夫元総理が総理時代やっていました。
とりあえず言ってしまえ作戦です。
最低でも県外、二酸化炭素の削減に関する世界への公約、こんな事が総理の独断でできてしまう事が民主党政権時代に明らかになっています。
それを今も引きずっています。
二酸化炭素の削減に関しては、東日本大震災の原発事故で有耶無耶になった所があり、不幸中の幸いと言っては語弊もあるかもしれませんが、忘れられる事になって助かっています。

私が怖いのは前々から言っていますが、山本太郎氏の独断発言なんです。

これがあれば、今の安倍政権の方がまだマシだったって話にもなり得ますし、私はその可能性が高いと考えているのです。

私は演技者ですから、山本太郎氏が総理になる話があったとして、山本役をどう演じるかを考えます。
成り切って、何を考え、どういう発言をするか、何をするのかを想像し創造します。
総理就任後、まず私は中国か韓国への挨拶に向かおうとするでしょう。
それを周りに止められ、仕方なくアメリカに行く事になります。
そして言うわけです。
『日本は今までアメリカの属国のような国でしたが、これからは対等な友人として付き合いませんか?沖縄の米軍基地の撤退を検討してもらいたい』
山本政権が誕生するくらいですから、その毅然とした行動に、その時の国民は支持の声を上げる事になります。
もちろん半分近くは批判もするでしょうが、表向きは盛り上がっているように見えるでしょう。
その話は『ナイスジョーク』的に有耶無耶にされるかもしれませんが、次に中国に行くわけです。
そこで私は言うのです。
『尖閣諸島はそちらに譲りますから、全ての領土問題を無くし、今後一切領土に関しては言わないで平和にやりませんか』
総理の言葉は重いです。
同様に、韓国に竹島、ロシアに北方領土を渡す話もするのです。

さてこうなった場合、安倍政権が続いて少しずつ悪くなる中チャンスを待つのと比べて、どうなんでしょうかね。
結果は分かりませんけれどね。

私の妄想と言われればその通りです。
でも山本氏を警戒する人は、そうはならないという理由が欲しいわけですね。

そもそも山本総理の誕生自体、可能性は限りなくゼロに近いのかもしれません。
ましてそんなとんでもない約束を勝手にするリスクも無いのかもしれません。
ただ私には分からないから、不安だしそこが知りたいわけです。

皇室を守るって部分にも記事では触れられています。
それが前提条件にはなっています。
でも山本氏がとりあえず声を上げ、衆議院解散で国民に問うて参議院を抑えつけようとするかもしれません。
小泉総理が郵政解散をしたように。
それで再び山本党が勝ったとして、それでも参議院は否定してくれるのでしょうか。

そもそも安倍総理、菅総理、山本総理の三択なんて、起こり得ない仮定の話かもしれません。
そんな事をマジに捉えても無意味なのかもしれません。
ただ、もしもの話でも、分からない事は分かりたいんですよね。{苦笑}

倉山さんの狙いは狙いである程度達成されたのでしょう。
だから別にそれ以上考える必要は私には無いかもしれません。
ただ気になるから、一応ここに書いておく事にしました。

※※追記※※

おっと大切な事を書き忘れていました。
と言いますか、書こうかな、どうしようかなって思っていましたが、やっぱり書いておこうと思います。

ズバリ倉山さんの記事の本当の狙いは、馬淵氏を山本氏にくっつける事だと見ています。
維新の会に石原慎太郎氏をくっつけたように。
理由なんてありません。
本当は有りますが、ただ記事を読んで私がそう思ったというだけです。
馬淵氏応援記事なのです。

戯言だと思っておいてください。{笑}
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