最近維新の会が世間を騒がせていますね。
もしかしたら私の周りだけかもしれませんが、今日はちょっとそんな維新の会について語ろうかと思います。
最初に言っておきますが、これはあくまで私個人の見方ですから、そうだと言っているわけではありません。
本当の所は自分で調べてくださいねw
さて維新の会という政党の話ですが、その前にまず、支持基盤のある大阪について話します。
大阪とはどういう所なのでしょうか。
語れば色々あるとは思いますが、今回は維新の会を語る上で必要な事を一言で言いたいと思います。
大阪とは『ヤクザな人たちが築いたネットワークや慣習が特に色濃く残る所』と言えるかと思います。
具体的な事は語りませんが、生コン事件や森友問題、或いは杉田水脈氏が何故政治家になったのか、その辺りを調べれば分かるかと思います。
そんな大阪の問題を解決する為には、『独裁的な権力が必要』というのが、橋下氏などの考えとしてあり、それを目指す為の政党と言えるかもしれないと思っています。
つまり維新の会の目的は、『権力を手に入れ大阪を大改革する事』なわけです。
では少し、維新の会がやった事、或いはやろうとしている事で、批判されている2点について話します。
まず、中国人を呼び込んで、大阪に中華街を造ろうという話から。
何故こんな事をしようというのでしょうか。
経済の為と言えばそれまでですが、本当の目的は違います。
これは、外圧で大阪を変える、或いは毒をもって毒を制す的な事をやろうとしているわけです。
ただこれはやっぱり反対ですね。
成功すればいいですが、失敗して余計に酷くなったら取り返しがつきません。
そもそも何故大阪に問題があるのか、それを考えればできない方法です。
それをやろうと言うのなら、私は維新の会を全く信用できなくなりますね。
もう一つは、ヘイトスピーチ規制条例です。
こんなものは本来必要ありません。
でもわざわざそんな条例を制定してしまったのは何故でしょうか。
一つは、維新の会は別にヤクザな人たちを追い出すとか、悪いようにするつもりはないというメッセージの意味合いを考えます。
ヤクザな人たちってのは、別にヤクザだけを指している訳じゃないですよ。
念の為。
だからこそ厄介なのですが‥‥
そしてもう一つの意味として、普通の人たちへ『お前らだまっとけ!何かあっても行政は助けられんから!』という所でしょう。
ヘイトスピーチを規制している所を考えれば、それがどういう所で、どういう意味を持っているのか、分かりますよね。
ただこれも私は反対で、今の世の中なら何もしなければ徐々に改善されていくものだと思っています。
それをわざわざやるというのは、いずれ強制改革でなんとかするという事なのではないでしょうか。
そんなわけで、維新の会の目的は、問題ある大阪の強制改革なわけです。
だから多くの大阪住民が支持する事になります。
そりゃ、できるだけ早く住み良い街になった方がうれしいと考える人も多いですからね。
でも、徐々に大阪は良くなってきているわけですし、今更強制する必要もないと私は思っています。
自分の事を考えれば一刻も早く改革される事を望むでしょうが、私は今の子供たちや、その下の世代にとって良い大阪であれば良いと考えています。
下手に強権発動を目指して問題が大きくなったり、別の問題が出てくる方を危惧しますね。
まあそんなわけで、私は大阪の維新の会に関してはあまり支持をしていません。
国政の方は割と良いとは思っていますが、結局切れない関係がありそうで、与党にする危険は感じています。
権力が欲しい人に権力を与えれば、ヒトラー然り、ゴールデンバウム然り、最悪の道に進む可能性もあるわけです。
日本では起こり得ないとも思うのですが、危険は感じずにはいられません。
今、維新の会が、国政と大阪を分けるような動きをしています。
少なくともそういう印象を与えたいのだろうなと私は感じました。
それは私がこういう目で維新の会を見ているからでしょうが、さて、本当の所はどうなんでしょうね。
危険を感じる間は、私は維新の会を手放しで支持する事はないでしょう。
でも、やっぱり私も大阪が好きな大阪人ですから、良い改革ならしてもらいたいという気持ちもどこかにあります。
それに国政維新は割と良い事言ってますしね。
まあそこそこに力を持ってもらって、自民党を良い方向に動かせる程度になるくらいには応援したいのですが、その調整は私だけでは無理ですから、基本は支持しない、現状はそんな所です。