えー‥‥
最近私の考えがドンドン整理されていきます。
ツイッターで色々な人の考えを読んでいると、自分でも気が付かなかった自分の考えに気づかされるのです。
私はかなりリバタリアン的要素を持っている事を知りましたが、でもどうしても納得いかない事が多かったわけです。
説明しろと言われても明確な答えはなかなか言い表せませんでした、
しかし今日、あるツイートを見て、ああそういう事かと納得できたので、今の考えを書こうという次第です。
まずリバタリアンから説明します。
自由を求める方々の事です。{笑}
えっとですね‥‥
政府というのは、基本腐敗していくものですし、悪いものという認識があります。
だからできれば無い方が良いですし、ガチガチのリバタリアンの方々はそこまで求めるようです。
ただ現実的に考えて、たとえ政府を失くした所で、別の政府にとって代わられるだけですよね。
日本が無政府状態になれば、中国なりロシアなりに支配されて終わりです。
ではどうするのか。
政府の国民に対する権力を極力剥いでいくしかないわけです。
政府による干渉を嫌い、自由を求めるわけです。
それがリバタリアンです。
とても筋が通っており納得できるわけで、そういう意味では私もリバタリアンなのかもしれません。
少なくとも現状の話としてですが。
ただ、この政府を目指すには2点、大きな欠点といいますか、無理があるわけです。
1つ目は、世界には色々な国があり、それらを無視できないという事です。
他国からの要求、世界のルール、軍事的圧力、様々な障害があって、その為に政府は国民に干渉しなければならないわけです。
だから完全な自由主義国というのはこの時点で無理と言えますね。
世界が日本だけなら或いは可能かもしれませんが‥‥
そしてもう1つが、そこに既に住んでいる人がいて、文化があるという事です。
何もない所に国を造る場合なら或いは可能かもしれませんが、既に様々な人が様々な考えを持って生活しているわけで、自由主義国にしていくというのは、おそらくかなりの時間がかかるものと思われます。
基本的には無理と考えられます。
ただし、少しずつそちらに向かわせる事は可能で、1000年後を目指すのなら、それはそれで面白いとは思います。
急に目指すのなら、強権発動してやるしかないでしょう。
でもそれって本末転倒というか、おかしな話ですよね。
それでも仮にやったとして、人がいて文化がある限り、酷い事になる可能性が高く結果的にはできないと思います。
他にも難しい所(問題になる所)はあって、そこは少し政府が干渉するしかないわけで、やはり完全な自由主義には、少なくとも今は無理なのでしょう。
ただ先ほども言ったように、少しずつそちらに向かわせる事はできます。
なんせ今の日本は無駄な干渉が多すぎる政府ですからw
地雷は避けながら、ゆっくりと匍匐前進するように、自由な国を目指すのも今は必要なのかと私は思います。
ちなみに、完全な自由主義、或いは自由主義国が理想かと言えば、私は違うと思っていますよ。
筋が通っていていい考えだとは思いますがね。
だた、理想の国家づくりに必要な要素であると考えています。
2点の欠点を避けて自由へと進み、日本が良い国になる事を望みます。