私は以前に、インターネット投票を導入するなら、アナログ管理と一緒にやるべきだと、こんな記事をかきました。
私は選挙のインターネット投票に反対ですが‥‥もしもやるとするならこういう風にしたい!
しかしここまでするのって、なかなか難しいですよね。
それに最近は、より不正が起こらないようにする方が大切だと感じています。
そこで考えたのが、両輪投票です。
インターネット投票と、実際に投票所に行っての投票、両方やるのです。
基本は、「両方で投票」です。
逆に手間がかかって意味無いと思うかもしれませんが、最悪どちらか片方でも許されるようにするのです。
そもそもインターネット投票なら、手間なんてほぼありませんよね。
年配者に分かるかどうかくらいが問題な訳です。
でもそれくらいなら、身内が手伝えば楽勝です。
最低でもインターネット投票くらいはできるでしょう。
逆にどうしてもインターネット投票ができないなら、投票所に行けばいいのです。
でも基本は、両方で投票です。
さて結果が出て、皆が両方に投票すれば、どちらの結果も同じになるはずです。
そうなれば、不正は全く無かったという事で、その結果が確定されます。
まずは開票開始と同時にネットの結果だけは直ぐに出せますから、その結果だけは即座に出せていいですよね。
そこから開票を始め、同じであったら問題ありません。
しかしどちらかしか投票をしていない人がいれば、その分誤差はでます。
その誤差の範囲内で違う結果が出た場合は、両方の票を合わせて結果とします。
つまり理屈としては、インターネットで1/2票、実際の投票で1/2票という事になるのです。
今まで投票に行かなかった人でも、1/2票は簡単に投票できる訳ですから、若者の投票率は伸ばせるでしょう。
さて問題は、その差がどちらかしか投票していない人数以上にあった場合です。
その場合、不正があったか、或いは無効票、更にはネットと実際の投票では違う名前を書いた場合です。
多少であればそのまま合計で決めれば良いと思いますが、倍も違えば不正が疑われますよね。
その場合のみ、不正があったとして再投票とするのです。
尤も当落に関係が無い所なら無視しますけれどねw
あくまで当落に影響がある場合のみです。
こういうやり方をすれば、若者も投票しやすくはなりますし、不正がやりにくくなります。
もう少し細部をつめる必要があるやり方だとは思いますけれど、インターネット投票を導入し、不正を防ぐというのなら、こういうやり方もあるんじゃないかと思いました。